天王星とApple

またもやジョブスの話になりますが…
今日の夜、近所のクリニックの待合室でTVをぼーっと見ていたら、NHKの「クローズアップ現代」でジョブスの特集をやっていました。

初期のiPodの裏のクロームメッキの磨きって、日本の小さい工場が請け負っていたんですね〜。ジョブスの製品に対するこだわりようといったらもの凄かったらしく、当時の担当者曰く「少しの歪みや狂いも許されなかった」。やっぱりアテンションカードが女教皇だけのことは、ある!


占星術の勉強をしてたとき、
天王星ってスゴくapple製品ぽいなと思ってました。

天王星の意味するものは、直感力、改革、理想主義、技術革新、先見性、異端。ニューエイジ、ヒッピー、天才、過激派。天文学者パイロット、コンピューター、人工的な何か。ギリシャ神話のウラノース(天空の神)、ウラニウムやアルミニウム。色で言うとホワイトやシルバー、メタリック系、蛍光色。もろapple製品な感じですね。

とにかく天王星は「2001年宇宙の旅」とか「マッドサイエンティスト」とか「まだ見ぬ未来」とか、そういうものを彷彿とさせる。音楽でいうとジョン・ケージとか、スクエア・プッシャーとかの前衛系。

潔癖性的でエキセントリックで先を行き過ぎてて、ともすれば人から「あの人はオカシイ」と言われてしまうような。「UFOに乗ったことある」とか、さらっと言っちゃうような。体温は低く、動きは軽い(イメージ)。数字でいうと9とか11とか、とにかく一般的なこと・日常からはかけ離れている!でも、ずいぶんあとになって、「あの人の言ってたことは、やっぱり正しかった」と証明されるような。

石井ゆかりさんも日記で「天王星水瓶座を運行した時期、インターネットが爆発的に普及した」と書いています。

奇しくも震災の日の翌日、天王星牡羊座入りしていて、人々の行動面・動機なんかに突発的な動きが多くなっています。避難にしても、支援にしても、デモにしても、自分の今後の生き方にしても、ごちゃごちゃ考えずに本能でぽーんと動いてしまっている人が多い。むしろこの時期は「考えた者負け」という気もします。

出生の太陽にほぼ重なるように天王星が干渉している自分は、時期を問わず、まぁ生きにくい。平和に暮らすべく安全パイを選ぼうとすると、もう一人の自分(天王星)が奥底から出てきて「そんな発見も変化もない人生じゃ、つまんねーだろ!」と、わざわざひっくり返しにかかるんですね〜(笑)

どっちにしろ世界はしばらくは不安定な方向にいくだろうから、サーフィンよろしく、そのときそのときの波を軽快に乗りこなしていけたらいいなと思う。サーフィンは体力も大事だけど、ほぼバランス感覚で決まるスポーツなんですよ。土星が天秤座にのっている来年秋くらいまでは、バランス感覚を養うような課題が誰の身にもふりかかるのではないかしら。